小西修さんと出会ったのは、今飼っている猫を譲渡してもらった時です。
小西さんは写真家で、多摩川に捨てられている猫を見守る活動をしていて、自身のHPで里親探しをしています。

小西修の動物ドキュメンタリーBLOG

その小西さんから猫を譲り受けようと小西家を訪れると、ドキュメンタリ作品を撮影してる人がいらっしゃいました。なんでもこの人は犬・猫の愛護問題テーマとして撮影していて、我々が譲り受けようとしている猫は、その撮影対象だったようです。

今年の夏、このドキュメンタリが完成したという事で見に行きました。
「犬と猫と人間と」
http://www.inunekoningen.com/

とても衝撃的な部分がありました。それは、ある県の動物愛護センター(持ち込まれた犬・猫の殺処分を行う施設)の話です。通常持ち込まれた犬・猫は7日以内に引き取り手がいなければ殺処分されます。2007年に殺処分された数は犬・猫は30万匹以上、もしこれが人間なら完全にジェノサイドです。

この動物愛護センターなんですが実に奇妙な殺し方をします。
センター内では殺さずに、
殺処分用に荷台を改造したトラックに、犬・猫をいれて、走行しながら殺すんです。

何故だか分かりますか?

どこで殺したか分からなくするためです。

殺処分施設の建設に地域住民が反対したためとか。

不要になったからといって施設に持ち込んで殺そうとする人間のエゴ
そんな施設は近所に作ってほしくないという地域住民のエゴ

エゴここに極まれり